P38 ライトニング

「双胴の悪魔」と異名を持つP38、実際の処、自慢の高空性能はドイツ戦闘機に及ばず、急降下性能も劣り、高速で攻撃してくるドイツ戦闘機を小回りでかわすのが精一杯だった。双発の大型機なのに旋回性能だけドイツ戦闘機に勝っていた。戦争中期以降は大きな搭載量を活かして戦闘爆撃機として活躍した。太平洋では長大な航続距離と高空性能でそこそこ活躍した。山本将軍搭乗機撃墜で有名。搭乗員の前にエンジンが無い為、凄く寒かったらしい。初飛行は1939年1月、零戦やFW190と同期。

性能諸元   P38L乗員      1名
全長      11.53m
全幅      15.85m
全高       3.00m
翼面積    30.43㎡
全備重量  7940kg
エンジン   アリソンV1710-111/113ターボ・スーパーチャージャー×2
離昇出力  1600馬力×2
最大速度   667km(7620m)
航続距離   1770km
武装     ヒスパノ20㎜MK×1(150発) ブローニングMG53 12.7㎜×4(各500発)
爆弾、ロケット弾   1816kg