P40 ウオーホーク

カーチス・ホーク75として競争試作に臨み36年リパップリックP35に敗れたが、性能が捨てがたくP36として外国への援助機として採用された。さらにエンジンを水冷のアリソンに替えた機体がP40である。元来が日本の96式戦闘機、97式戦闘機と同期の機体で零戦や隼より一世代前に当たる。開戦時には既に旧式機だったが稼働率は良く頑丈で使いやすく、ドイツ軍への地上攻撃や日本軍戦闘機相手に苦闘して新型機投入までの時間を稼いだ。中国ではフライング・タイガースとして日本軍機相手に活躍している。ついでに言うとMe109やスピットファイアーとも同期であるが両機程の革新性は無く、新型戦闘機投入と供に消えていった旧概念の戦闘機である。

性能所元    P40E
全長       9.50m
全幅      11.38m
全高       3.76m
翼面積     21.9㎡
全備重量   3756kg
エンジン   アリソンV1710-39
出力      1150馬力
最高速度   583km(4572m)
上昇限度   8839m
航続距離   1046km
武装      12.7ミリ機銃×6
爆弾      225kg