Me P1101
Me262を成功させ、メッサーシュミット社は次のジェット戦闘機を社内名称P1101として、44年から開発に着手した。本機は主翼後退角を35~45度の範囲内で調整可能としている。年末の「緊急戦闘機計画」に応募したが、Ta183に敗れた。しかし、優れた設計の為、空軍から本機も発注を受けた。敗戦時80%完成で、米軍に捕獲され、高度な技術に驚いた米国は本国に搬送し、F86セイバーやベルX5に結実した。やがて朝鮮の空で旧戦友Ta183(Mig15)と戦う事となる。
性能諸元 Me P1101
全幅 8.25m
全長 9.25m
全高 2.80m
全備重量 4064kg
エンジン HeS011Aターボジェット
推力 1300kg
最大速度 1100km
航続距離 1500km
武装 30mm機関砲×4