ホーカー タイフーン
スピットファイヤーの後継機として強力な24気筒エンジンを搭載して1939年に初飛行したが、迎撃機としては性能不足で失格、胴体の流線型化、薄い主翼への変換などを行った。それでもロールスロイスエンジンの開発中止、引き起こし時に胴体後部が折れる、エンジン排気がコクピットに流れ込むなど、さまざまなトラブルを乗り越えて、戦闘爆撃機として蘇った。独特のエンジン音で連合軍兵士を鼓舞するジョンブル・ヤーボ、大出力エンジンを生かした大きな搭載力で地上攻撃に暴れまわった。
性能諸元 Mk1B
全長 9.73m
全幅 12.67m
全高 4.52m
翼面積 25.92㎡
最大重量 6000kg
エンジン ネピア・セイバー2A 24気筒
出力 2180馬力
最大速度 652km(5500m)
上昇限度 10500m
航続距離 982km
武装 20ミリ機関砲×4
爆弾 450kg×2 or ロケット弾×8